REX-Series
BUTLER fabrication™
REX-Series
BUTLER fabrication™とは?
協働ロボットに造形テーブルを持たせて可動する様子がまさに「BUTLER(執事)」
REX-Series※1 BUTLER fabrication™は、自社開発の樹脂ペレット式3Dプリントヘッドと専用のヘッド固定用の制御ユニット、専用のスライサーソフトと、市販の協働ロボットと組み合わせた拡張性の高い Additive Manufacturing + α のシステムです。
今後開発中の切削加工用ユニットなど、他の工法と組み合わせて活用することも可能な、世界初のユニークな方式です。
熱可塑性樹脂のペレット材はもちろん、リサイクル材、バイオプラ材などの造形も可能です。
協働ロボットを利用した弊社の大型3D付加製造機EXF-12よりも設置が省スペースで造形物も小物〜中間サイズくらいまでをターゲットにしています。
弊社のミッション「Green Creative™」をさらに推進するための普及版です。
※1. REX-Seriesはロボットを組み合わせた新たなシステムのシリーズの呼称です。
※2. 2023年12月現在、REX-Seriesの販売はタイのみです。現地代理店YN2-TECH社にお問い合わせください。国内販売は未定です。
BUTLER fabrication™は、以下の4つのエレメントから構成されたシステムになります。
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独自開発の3Dプリントヘッド
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市販の協働ロボット
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専用開発の制御ユニット
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自社開発ソフトウェア
自社開発の3Dプリントヘッドと専用制御ユニット、専用スライサー、周辺機器をご用意しています。
市販の協働ロボット※と組み合わせることでBUTLER fabrication™としてご利用いただけます。
※2023年11月現在、Universal RobotのUR16eなどに対応。順次対応機種を増やしていきます。
REX-BUTLER image movie (about 5 min.)
Example of 3D printing with REX-Series
REX-Series BUTLER fabrication™で3Dプリントしたサンプルなどをご紹介します。
※サンプルは、BUTLER fabrication™の試作機での実験事例となります。(英文説明のみ)
MMA(マルチツール)システムへの応用
Additive Manufacturing + αの新システム
BUTLER fabrication™は、オプション専用ユニット(現在開発中)などを追加することでMMAシステム(Multi-Mode Additive Manufacturing System)として拡張することが可能です。仕上げ切削加工用のミーリングや簡易型を用いた射出成形など様々な工法を拡張してくことが可能な今までにないまったく新しいシステムです。
MMAシステムの特徴
MMAシステムの構成例
標準システムの基本スペック
スタンダードヘッドと専用ユニットおよびUR16eの構成によるスペック例です
組み合わせる協働ロボットの機種によってスペックは異なります。
樹脂最大吐出量
15kg/h(造形する樹脂による)
利用可能材料
ペレット状熱可塑性樹脂
実績:PLA/ABS/PP/PC/CFRP/エラストマーなど
造形範囲(最大造形サイズ)
セットアップするロボットアーム仕様により異なる。
またロボットアーム特性上、造形する形状により異なる。 以下UR16eを使用した場合の実績例
● XYZでフルサイズ場合 400 x 400 x 400
● 高さ方向最大場合 500 x 350 x 800
テーブル可搬重量(最大造形重量)
UR16e場合10kg
(セットアップするロボットアーム仕様による)
ヘッドヒーター最高温度
350°C
テーブルヒーター最高温度
80°C
テーブルサイズ
500mm ×500mm
重量(本体ユニット、操作スタンド、ヘッド)
本体ユニット330kg、操作スタンド40kg、ヘッド30kg
電源
単相220V 40A(UR16e場合:ロボットアーム電源込み)
ノズル径
2.0mm~8.0mm
エクストルーダー温度
~350°C
材料搬送
手動投入又は自動輸送機
(自動輸送機を使う場合要エアコンプレッサー)
操作パネル
制御ソフトがインストールされたwindowsタッチパネル
その他
造形用データはRhinoceros Grasshopperをベースにした当社が開発した専用ツールで生成
※Rhinocerosは別売り