豊富な材料の選択肢
熱可塑性の樹脂を使用するので、再生・有機材料など
新たに開発された材料も造形が可能です。
材料技術
弊社では、リサイクルの工程を4つのレベルに分け、
作りたいものに合わせてこれらのアプローチをご提案可能です。
LV.1
LV.2
LV.3
LV.4

マテリアルリサイクル
一般的な再生素材
廃棄するプラスチック製品を粉砕機を使ってフレーク状にして、造粒機を使ってペレット化することで、水平リサイクル(単一の材料をふたたび利用)をします。
廃棄するウォーターサーバーのガロンボトルから椅子を作ったり、廃棄する三角コーンからクリスマスツリーオーナメントを作ったりと比較的な簡単にリサイクルできます。
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ABS(冷蔵庫)
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PS(CDケース)
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PLA(フィラメント)
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PP(難燃シート)
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PET(キャップ)
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TPE(セメント型枠)
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PMMA(アクリルパーテーション)
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PE(ボトルキャップ)
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PC(ガロンボトル)

バイオコンポジット
有機物残渣などを粉末にして低い充填率(10%以下)であれば簡易的なリペレッターなどで比較的簡単に材料として作ることができます。ストーリー性のある材料を手軽に開発するには手っ取り早いプロセスです。
HONOKAの代表作のTatami ReFab Projectの材料も畳の製作過程で廃棄される“い草”をパウダーにして生分解性樹脂と混合して作られました。
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牡蠣殻パウダー
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とうもろこしの芯
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木粉(おがくず)
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赤ワインの搾りかす
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レンガの粉砕粉
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ヤシの繊維
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みかんの皮
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い草(畳の残渣)
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ホタテ殻パウダー
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竹粉
樹脂ペレット+α

高充填のバイオコンポジット
有機物残渣などを高充填(20%以上)でリサイクルプラなどと混合することができる特殊なMF融合機を使います。
有機物の香りや色なども残すことができます。たとえば、お茶ガラやコーヒーガラを使えばその香りを残した材料ができます。工夫次第で、高付加価値な新しい材料を開発することが可能です。
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人工スウェード(バフ粉)
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お茶殻(粉末)
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本革の廃棄予定品(バフ粉)
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ホテイアオイ(繊維)
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廃棄衣服
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海洋プラスチックごみ

バイオ炭
特殊技術で炭化させる
汚れたものやカビや虫などが発生してしまった処理に困る有機廃棄物や農業残渣などをバイオ炭化します。
弊社では、CO2を排出せずにCO2を高貯留することができる高性能なバイオ炭化装置を用います。
こうして作られたバイオ炭をリサクルプラなどのサスティナブル材料と混合してプラスチック材料を作ります。
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もみ殻
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とうもろこしの芯
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その他農残渣など
有機材料を高配合可能

